本能レベルで人の感情を刺激する禁断の文章術「GDTの法則」

いくら良い商品があっても、人は感情が動かないと買わない生き物です。

この記事では、本能レベルで人の感情をガンガン揺さぶり、購買意欲を高める技法「GDTの法則」について詳しくご紹介します。

恐ろしい話、詐欺師は死ぬほどをGDTの法則を理解して、人間の本能をくすぐってきます。
効果が強い分、悪用されてる部分もあるのです…。

わたしたちは悪用せずに、正しくビジネスに使いましょう。

【30秒でわかる】GDTの法則とは？

GDTの法則とは、人が叶えたい欲求を大きく3つに分けたものです。
3つの頭文字をとって「GDTの法則」と呼びます。

3つの欲求は、それぞれ欲求レベルの強さがあり、次の順番で欲求レベルが強くなります

GOAL（目標）＜ DESIRE（欲望）＜ TEASER（本性）

GDTの法則【GOAL】：ラクに達成したい

①Save Time（タイム）：時間をかけたくない

人は、なるべく早く結果をだしたい生き物です。

例えば、

①３か月で5キロやせる
➁1か月で5キロやせる

ほとんどの人は、より早く結果がでる➁に魅力を感じます。

また、現代人はせっかちです。
短時間で、生産性をあげることを望んでいます。

➁Save Effort（エフォート）：努力をしたくない

人は、努力せずに目標を達成したいと願います。

努力やがんばることはツラくて大変だからです。

めんどうですもね。

簡単に、楽に、成し遂げることに魅力を感じます。

③Save Momey（マネー）：お金を使いたくない

人は、お金をかけずに目標を達成したい生き物です。

お金がなければ生活できせんので、当然お金を失うことをイヤがります。

GDTの法則【DESIRE】：モテたい認められたい

④Greed（グリード）：富・名誉が欲しい

人間は、人から認められたいという願望を抱いています。

他の人より優れていたい感情があり、社会的な富や名誉を求めています。

⑤Lust（ラスト）：愛が欲しいモテたい

人は、愛されたい・モテたい・キレイになりたいという欲望を持っています。

例えば、
①500円と1000円のお弁当のどちらを買うか悩む
➁1時間1万円のキャバクラは悩まないでお金を使う

①はGOALのお金を使いたくない本能が働いていますが、②はDESIREのモテたい欲求が強いので悩まずにお金を使えてしまいます。

DESIREはGOALより、強い欲求だということがわかります。

⑥Comfort（コンフォート）：快適でありたい

人は、悩みや苦痛がない快適な状態でいたいと望みます。

例えば、
・将来の不安をなくしたたい
・病気や症状をなくしたい
・人間関係や夫婦関係をよくしたい
・お金の不安がなくしたい
・不便さを解消したい

といった感じです。

GDTの法則【TEASER】：希少性の高いものや好奇心をくすぐるものに弱い

⑦Scarcity（スケアシティ）：希少性があるものが気になる

人は、なかなか手に入らない希少性のあるのものに価値を感じます。

例えば「世界で10個しかつくられていない腕時計だよ」と言われたら、「なんかすごそう！！」「みたい！」と思ってしまいますよね(笑)

1番わかりやすいのが「限定商品」です。

限定をくすぐることによって人は購買意欲が高まり、気にならずにはいられません。

⑧Curiousty（キュリオシティ）：好奇心をかきたてられるものが気になる

人は、ギャップや好奇心をそそるものに強く惹きつけられます。

例えば、「ビリギャル」を知っていますか？
学年ビリのギャルが1年で慶応大学に現役合格するお話で、有村架純主演の映画も大ヒットしました。

ヒットの理由はギャップです。たまたま売れたのではなく、ヒットするべくしてヒットしたワケです。

人は固定概念や信念、思い込みがくつがえるものに意外性と好奇心をかきたてられます。

⑨Comfort（コンフォート）：反社会性にくすぐられる

人はダメだと言われたことや、思わずドキッとする表現が気になる生き物です。

例えば、不倫。

社会的にアウトとわかっていても、不倫してる人はたくさんいますよね。

いけない恋ほど、燃えてしまいます。

また、子どもはより本能に素直です。

たばこやクスリに手を出す子は、ダメなことだとわかっているのに、ダメといわれるほど反社会性がくすぐられて、やってしまうというワケです。

【最強】理想的なコピーライティング

共感ライティングをより効果的に使った理想的なコピーライティングを紹介します。
理想的なコピーライティング、次の3つを使いこなしたライティングです。

GDTの法則とQUESTフォーミュラーで強い売り込みをしつつ、共感ライティングで相手に共感する。そして不安をそっとぬぐい取る！

3つを掛け合わせた文章こそ、理想的なコピーライティングです。

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【まとめ】GDTの法則で感情を刺激する文章をつくろう

実はこの記事のタイトルや見出しにもGDTの法則を使っています。

このように、GDTの法則を意識した言葉を、タイトルや見出し、文章の中に散りばめることで、グッと読者の感情を惹きつけることが可能です。

GDTの法則を使うだけで、簡単に心を揺さぶる文章が完成します。

もしもあなたが人を行動に促したい文章を書いた時には、GDTの法則を使えているかどうか確認してみてくださいね。