けテぶれってなに??
どうやるの?
先日の子供の家庭学習について調べていたら「けテぶれ学習法」という方法を見つけました。
子供自身で考える力を身につけさせたい方にピッタリな学習法なので、紹介します。
・勉強のやり方がわからない…
・自分に必要な学習を決めて行動できる力を身に着けたい
・目標達成できる子になってほしい
けテぶれが身につくと、「なにしていいかわからない…」がなくなり、自分で自分に必要な学習ができるようになりますよ♪
ママ~と呼ばれる回数が減る!!
けテぶれ学習法とは?
けテぶれ学習法
「計画→テスト→分析→練習」のサイクルで勉強する方法
けテぶれ学習法は、小学校教諭の葛原 祥太(クズハラショウタ)先生が考えた学習方法です。
葛原先生は、宿題の在り方に疑問を感じていて、子供自身が勉強の方法を考える「けテぶれ学習法」を提唱。
「計画→テスト→分析→練習」のサイクルで勉強することによって、自己改善を繰り返し、自分に合った勉強方法を見つけていくという勉強方法です。
書籍名 | マンガでわかる けテぶれ学習法 |
著者 | 葛原 祥太 |
ページ数 | 176ページ |
出版社 | KADOKAWA |
PDCAサイクル=Plan(計画)Do(実行)Check(測定・評価)Action(対策・改善)を、子供向けにわかりやすくしたものが、けテぶれ学習法だよ♪
けテぶれ学習法のメリット
けテぶれ学習法のメリット
1.生涯使える考え方
2.効率よく学習できる
3.達成感で自信を育てる
4.自己学習力が育つ
1.生涯使える考え方
けテブレ学習法は、勉強の手順を明確にした学習方法なので、学年があがっても使えます。
また、けテぶれは、目標達成のための手順でもあります。
将来やりたいことができた時に、目標を設定して、自分の能力を計画的に伸ばすことができれば、より充実した人生を送ることにつながるのではないでしょうか?
2.効率よく学習できる
自主学習は丸をつけて終わりになってしまいがちですよね。
けテぶれの手順で、分析することによって、自分の得意と苦手を理解して、効率よく学習を進めることができます。
また、毎日分析することで、気づきも増えます。
気づきが増えると、成長スピードがビュンビュン加速!
3.達成感で自信を育てる
目標を明確にすることで、勉強が終わった時の達成感が生まれます。
例えば、ゴールがないマラソンなんて嫌ですよね?
ゴールがあることで、モチベーションがつづくし、たどり着いた達成感があります。
また、コツコツ目標をクリアしていく作業は、達成感だけではなく、子供の自信にもつながっていくでしょう。
4.自己学習力が育つ
けテぶれは、自分の現状を明確にすることができます。
お子様の間違えやすい漢字や問題を把握していますか?
おそらく親も子供も、苦手を具体的に理解している方は少ないのが現実。
苦手を知らなければ、改善することはできません。
今の自分を知ることで、次にやるべきことが見えてきます。
けテぶれは、自己分析することで、自分で勉強する力が育ちます。
自分の得意も見つかるから、自信にもつながるよ♪
【ノート例】けテぶれのやり方
けテぶれのやり方
①け…計画:その日やることを決める
➁テ…テスト:勉強&丸付け
③ぶ…分析:よかったところ&わるかったところ
④れ…練習:自分なりの方法で、苦手を練習する
け(計画)
まずは、その日の目標・やることを決めます。
・自分の今の状態を考えて、目標を立てるとよい。
→〇〇だから△△をやる!
・意気込みを書くのもOK
→10分集中してがんばるぞ=-!
目標はわかりやすいほうがいいです。
例えば、
計画:漢字をがんばる。
だと抽象的すぎてNGです。(低学年やはじめはOK)
計画のよい例
・明日はテストだから、テスト範囲の漢字練習をがんばる!
・いつも字が雑だから、丁寧に漢字を10個書く
・計算が苦手だから、算数ドリルを3ページ、終わらせるぞー!
テ(テスト)
テストは、自分の今の実力を知る工程です。
実際に問題を解いて、自分で丸付けをします。
注意点が1つあります。
この工程は、いい点をとるためのテストではありません。
自分の、得意と苦手を見つけるためのテストなので、見栄を張らず、正しく自己採点するように気を付けましょう。
ぶ(分析)
テスト結果を分析します。
分析では、よかったこと(得意)と、わるかったこと(苦手)を書き出します。
理由も書きましょう。
「やったー!」「くやしい」などの感情を書くのもOKです。
分析の例
・〇〇という字が得意!キレイに書けた!
・はねないといけないところをはねていなかった
・今回は満点だった!何回も練習していたからだと思う!
れ(練習)
自分なりの方法で、実力を高めるための練習をします。
分析でわかった苦手を、どうしたらクリアできるか、工夫しながら色々な方法を試してみましょう。
例えば…
・間違えやすい所を目立つように装飾す
・注意点をメモしておく
まとめ:けテぶれで自分で考える力を身に着けよう
けテぶれ学習法とは、小学校教諭の葛原 祥太(クズハラショウタ)先生が考えた、子どもが自分なりの学習方法を見つけるための勉強手順です。
けテぶれ学習法
「計画→テスト→分析→練習」のサイクルで勉強する方法
けテぶれ学習法のメリット
1.生涯使える考え方
2.効率よく学習できる
3.達成感で自信を育てる
4.自己学習力が育つ
けテぶれのやり方
①け…計画:その日やることを決める
➁テ…テスト:勉強&丸付け
③ぶ…分析:よかったところ&わるかったところ
④れ…練習:自分なりの方法で、苦手を練習する
自分で課題を見つけて、目的に向かい行動する。
けテぶれは勉強はもちろん、習い事や部活など、達成した目標がある時にも、使える考え方なす。子供たちが成長していく過程でも役に立つでしょう。