webマーケティング 広告

【初心者用】Webマーケティングとは?小学生でもわかる簡単解説

なやむ人

WEBマーケティングってなに?

マーケティングって、実態がわかりにくい言葉ですよね。
何をもってマーケティングなんでしょ?
人によって解釈も違います。

この記事を読むとわかること
  • マーケティングの定義
  • 現代のWEBマーケティングの具体的な流れ
  • WEBマーケティングの活用の仕方がわかる

横文字の言葉ってとっつきにくい…。
今回の記事では、Webマーケティングについて簡単な言葉で解説します。

Webマーケティングとは?簡単わかりやすい解説

Webマーケティングを知るために、まずは「マーケティング」について説明します。
マーケティングってビジネスマンが使うもので、私のような普通の主婦には、関わりのない言葉に感じます。
でも、主婦こそ知らないと損する知識です。
マーケティングを知るメリットも合わせてご紹介します。

マーケティングとは「商品設計~集客~販売のトータルプロセス」

あなたは「マーケティング」にどんなイメージがありますか?
私は、CMなどの”売るための宣伝”だと思っていましたが、間違いでした。

マーケティングの定義

商品設計~集客~販売までのトータルプロセス

つまり世の中のほとんどのビジネス(経済活動)は、マーケティングです。
Web媒体を利用したマーケティングを「Webマーケティング」といいます。

ズボラ主婦なつき

起業してない私には関係ないじゃん!

実は、関係あるんです。

企業や経営をしていなくても、買い物はしますよね?
買い物は立派な経済活動になります。
起業をしていない私たちも立派な経済活動の一員なのです。

経済活動をしている私たちは、ビジネスの裏側にあるマーケティングを知っておくと、いいことがたくさんあります。

【マーケティングを学ぶメリット】

  • 販売側・仕掛ける側の意図を知ることで、購入時の視野が広がる
  • 仕事の能力UP
  • 資本主義の社会で生きやすくなる
ズボラ主婦なつき

マーケティングを知ると買い物上手になれる♡

マーケティングの最終目的とは?買ってくださいと言わなくても自然に売れる状態

マーケティングの神様と呼ばれるドラッカー氏の言葉

「マーケティングの理想は、販売を不要にすることである」

つまり「おすすめなので買いませんか?」なんて営業活動ゼロでも、物が売れたり行動を促すことができる状態がマーケティングの最終ゴールです。

【営業せずに売れる2つのパターン】
①はじめから、その商品が欲しい欲しい人を見つけて売る
➁興味があるけど、欲しいまでに至らない人に必要性と緊急性を提示する

現代で、マーケティングの理想状態を構築するためには、Webの力を活用することがとても効果的な手段です。

Webマーケティングとは?知っておきたい3つの欲求層

3つの欲求層

  1. 顕在欲求層(けんざいよっきゅうそう)…その商品を最初から欲している
  2. 潜在欲求層(せんざいよっきゅうそう)…興味はあるけど、すぐに行動する気はない
  3. 欲求ナシ…そもそも興味がない

マーケティングでは、その商品・サービスを欲しいお客様の欲求のつよさを3つの層に分けた考え方があります。
Webマーケティングを活用しビジネスを始める際は、欲求が強い「顕在欲求層」から施策をしていくのが基本です。

【特性】ここがスゴイよWebマーケティング:欲求のつよさ別にアプローチ方法を変えられる

3つの欲求層に応じて、アプローチ方法を変えることができる所が、WEBマーケティングの優れているポイントです。

・顕在欲求層お客様への施策…すでにその商品・サービスを欲しいお客様は、GoogleやYahoo!などの検索サイトを利用します。
自分のWebサイトが検索結果画面に表示される施策が必要です。
また、お客様は1番上からページを見ていくので、上から順に対策するのが基本手順です。

・潜在欲求層のお客様への施策…興味はあるけど、行動する気がないお客様は、SNSやユーチューブからの集客→メルマガやLINE公式アカウントへの誘導の施策が必要です。

①顕在欲求層への施策:リスティング広告

GoogleやYahoo!などの検索サイトを開いた際に、1番上にくる広告部分の施策。

  • クリックされてはじめて課金されます。(1クリックおおよそ50円~100円)※競合の状況で金額変動あり
  • 検索キーワードを指定して広告を出せる
  • エリア指定可能
  • 日予算の設定可能で、数千円からお試し可能
  • 自分で運用するとリスクがない

最大ポイントは費用対効果を計算すること!

例)ピアノ教室月謝8,000円で平均1年通ってくれる場合
1人の顧客想定利益=8,000円×12か月=96,000円
→広告を使って集客する場合1人に獲得にかかるコストが96,000円以下になってないと広告を利用する意味がないということ。維持費用を含めた利益を計算して広告を利用する有無を決める。

➁顕在欲求層への施策:MEO対策

MEOとは、検索の地図欄のことです。
飲食店などお店屋さんを調べると、地図と写真がでてきますよね?
あの部分の施策を「MEO対策」といいます。

「MEO対策の内容」
①Googleマイビジネスで無料登録
➁基本情報をしっかり入力
③雰囲気がよい店内写真や動画をたくさん投稿する
④評価の高い口コミをたくさん集める

Googleは、情報がキレイに整っているサイトを高評価してくれる

③顕在欲求層への施策:SEO対策

検索ページの地図欄の下に表示されている部分が、自然検索エリアといいます。
自然検索エリアで上位表示されるためには、SEO施策が必要です。

SEO施策3つの基本ポイント
①WEBサイトのページ数を増やす(情報量が多いと悩みが解決できる可能性高い)
➁検索者さんの悩みが解決する、わかりやすい文章でかかれたオリジナル記事
③誰が書いた記事なのか(信頼性)

Googleは「悩みを解決することで社会に貢献し、価値を提供する」ことを大切にしてる→悩みを解決するサイトづくりがSEO

④潜在欲求層への施策:SNS・YouTube→メルマガ・LINE公式

潜在欲求層の方へのアプローチ方法は、欲求を高める→ファン化→売上発生の流れになります。

潜在欲求層への施策
①SNS・YouTubeからの集客
➁メルマガ・LINE公式アカウントへ誘導・教育(情報提供・興味づけ・信頼関係構築)
③商品のご案内

【SNS×メルマガマーケティング】
SNS上で興味がある人を集客→メルマガ等で欲求を高める教育をする!

⑤潜在欲求層への施策:USP戦略

SNS×メルマガマーケティングは、現在やってる人が多すぎる状態(=レッドオーシャン)。

飽和したレッドオーシャンで生き残る施策
差別化された唯一の存在と提案で差別化して目立つ(=USP)

USP(Unique Selling Proposition)=ユニーク・セリング・プロポジション
差別化された唯一の提案でありお客様の理想世界の提案

【USPのつくり方ポイント】
①ターゲットをしぼる
➁ターゲットにベストな提案を考える
③競合と提案を比較する

Webマーケティングとは?簡単5STEP

悩むズボラ主婦

Webマーケティングをやってみたいけど、どう活用したらいいの?

集客~売上までができる流れをWEB上に作成する手順を紹介します。

Webマーケティングとは?|手順①認知

相手が興味のあるコンテンツで自分の存在を知ってもらう。

【利用媒体】

  • YouTube
  • Tiktok
  • Instagram
  • Twitter
  • Facebook
  • ブログ  などなど

Webマーケティングとは?|手順➁興味

興味とは「この人が気になる!」くらいの感覚ではありません。

「興味の定義」
相手に、自分の過去・現在・未来や、どんな想いがあって発信しているのか、人生のストーリーなど、深く理解してもらっている状態

【利用媒体】

  • LINE公式アカウント
  • YouTube
  • Instagram
  • ブログ  などなど

Webマーケティングとは?|手順③集客

興味をもってもらえたあとは、LINE公式アカウントなどに誘導します。
見込み客をリスト化しましょう。

喜ばれる情報のズレをなくすため、リスト構築は、興味と関心を揃えること
適当なリスト集めはNG!

【利用媒体】

  • LINE公式アカウント

Webマーケティングとは?|手順④信頼構築

見込み客に情報発信をして信頼関係を構築します。
とにかく相手に無償のGiveをお届けし続けましょう。

無償のGiveとは?

  • まだは他の人が知らないような価値の高い情報をお届けする
  • 相手のモチベーションをあげる
  • 楽しませる

【利用媒体】
LINE公式アカウント(日本人が一番見ているのがLINEだから、見てもらえる確率が高い)

Webマーケティングとは?|手順⑤販売

見込み客に商品の紹介→売上発生

【利用媒体】
LINE公式アカウント(日本人が一番見ているのがLINEだから)

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いとは?簡単解説

デジタルマーケティングという言葉もあります。
Webマーケティングと似ていて、違いがわかりにくいですよね。

結論、デジタルマーケティングは、Webマーケティングも含んでいるんです。

Webマーケティングは、ウェブサイト経由のマーケティング。
一方、デジタルマーケティングは、ウェブサイトだけでなく、メールやスマートフォンのアプリ、IoTといったいろんなデジタル技術を使ってマーケティングを意味します。

つまり、Webマーケティングもデジタルマーケティングの一部ということです。

なぜWebマーケティングが必要なの?理由:現代のライフスタイルに欠かせないから

WEBマーケティング5つの必要性

1.スマホの普及: 今ではほとんどの人がスマホを使っています。ウェブサイトやソーシャルメディアなどのオンラインプラットフォームを利用することで、多くの人々にリーチできます。

2.ターゲット層の拡大: ウェブ上では、地域や興味、特定の人々に絞った広告をすることができます。具体的なメッセージを届けることで、関心を持つ人々にアピールできます。

3.リアルタイムな反応とデータ分析: WEBマーケティングでは、広告やコンテンツの効果をリアルタイムで確認し、データを分析できます。キャンペーンの成功や改善点を素早く把握し、戦略を調整できます。

4.コスト効率: 従来の広告手法に比べて、WEBマーケティングは比較的低コストで広告を展開できます。予算に応じたマーケティング活動ができ、小規模なビジネスにも適しています。

5.顧客との関係構築: WEBマーケティングは、顧客との対話や関係構築に役立ちます。ソーシャルメディアやメールマーケティングを通じて、顧客とコミュニケーションを図り、意見やフィードバックを受け取ることができます。


2023年はAI元年ともいわれています。
WEBマーケティングの理解は、猛スピードで進化する現代で、ビジネス成功につながる大切なポイントです。

【まとめ】Webマーケティングはテクニックではない:誰にどんな未来をとどけるかという想い

Webマーケティングの定義や流れについて紹介しました。
具体的な施策も、紹介しましたが、マーケティングは知識やテクニックだけで成り立つものではありません。

誰にどんな未来をとどけたいのか?
どんな悩みを解決して理想を届けるのか?
根底にある想いが大切だと感じます。

1部の悪質な業者のせいで、マーケティングという言葉に「消費者をだます・胡散臭い・あやしい」などのイメージをもっている方がいることも事実です。

正しいマーケティングは、消費者のニーズや欲求を理解し、それに応える商品やサービスを提供することです。
消費者の信頼を築き、満足度を高めることが目的であり、だますことではありません。

マーケティングは、商品設計から販売までのトータルプロセスです。
お互いに信頼関係を築きながら、ビジネスが長く続くように支える役割もあります。

商品やサービスを作る人は、消費者が喜んで買ってくれるようなものを提供し、消費者は自分にぴったりの商品やサービスを手に入れることができます。

ズボラ主婦なつき

お互いが幸せになるような関係を作るのがマーケティング♡

Webマーケティングを正しく理解して、生活や社会で役立てたいですね。

2023.5.30